MAEHIROBLOG.

大学病院勤務の理学療法士。慢性疼痛や心臓リハビリに関する情報をまとめています。

新人を責めてマウントを取るのは時代遅れだ!

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本日は勤務先で行われた学会の予演会での出来事について、少し考えたことがあったのでまとめて行きたい思います。

 

普段とは全く関係ない内容となりますので、ご了承ください。

 

 

まずはこちらをご覧ください。 

 

こちらは僕が先日ツイートしたもので、少しだけ反響を頂けました。

 

うちの部署では新人(1年目)が県学会で発表するのが通例となっており、学会前や抄録提出前には、予演会が開催されます。これはセラピスト界隈であれば、どの病院でも行われていると思います。

 

そこでの一幕になります。

 

 

彼(新人)は予演会やその前から、かなり疲弊しきった様子でした。

 

 

その彼に対して先輩(経験年数10年弱)は厳しく責め立てるように質問(質問と呼べる代物ではなかった)をしており、新人も困惑した様子であったため、僕が上記の質問返しをした訳です。

 

僕の行動に対して寄せられた言葉として「勇気がある」や「私も真似したい」などと嬉しいお言葉がありました。

 

しかし、重要なのは僕の行動ではなく、部署に新人を育てていくという雰囲気が感じられないことが問題と思いました。

 

 

新人の発表に関しては着眼点は良かったのですが、臨床推論や同職種を含めた多職種連携が不足していました。

 

そのためそこをカバーするためにはマンツーマン指導では不十分と言わざるを得ません。 

 

指導者の資質によるものも大きいかもしれません。

 

しかし実際は理学療法作業療法、言語聴覚療法だとかそんなことは関係なく、職場全体で新人を育てていくという意識を高めていくことが重要と考えます。

 

それが新人の成長に留まらず、部署全体のベースアップにつながるのではないかと考えています。

 

普段からスタッフ全体が新人を気にかけ、積極的にコミュニケーションを図っていくことが、全く出来ていないので今後の課題となりそうです。

 

 

今回の件があり、来年度の目標は「アウトプット」に「成長」を付け加えました!

 

 

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。